ソーシャルイノベーション

社会的課題はあなたの側に必ずある

イノベーションは、通常は製造業の研究、開発等の専門家が中心的に行う。ヒッペルは、ユーザーが中心となる場合があり「ユーザーイノベーション」の概念を創始した。情報技術が更に発達してきており、不特定多数のクラウド(群集)がイノベーションの中心者となる「クラウドイノベーション」を提案する。情報技術を使って群集から、アイデアを創出するクラウドストーミング、資金を調達するクラウドファンディング、人材を調達するクラウドソーシング等が既にある。これらの仕組みを選択・組合せる戦略により、「クラウドイノベーション」が可能となった。企業はどのように「クラウドイノベーション」を活用するかが課題となってきた。

マーケティングとイノベーション

経営学の父であるドラッカーは、イノベーションとは社会や市場を変えるものと考えていました。ドラッカーの言うマーケティングとは、顧客の創造を満足させる製品やサービスを作り、それが買いたいという気持ちによって自然と売れるようにすることです。イノベーションとの違いで言えば、マーケティングは既にある欲求を理解し、顧客を満足させる商品提供となります。マーケティングにおいて、究極に目指すのは「販売行為」の不要化です。顧客のニーズに合った商品をあらかじめ用意して、相手の方から探し出してくれるような商品を用意している状態なのです。 イノベーションとは顧客のニーズを掘り起こすこと イノベーションはマーケティングに対し、顧客の新しい欲求を創り出し満足させる、というものです。ドラッカーが言うマーケティングが、今顧客が持っている(自覚している)ニーズに対応するものだとすれば、イノベーションは、誰も想像しなかった新しい世界を見せ、ニーズを掘り起こすというものです。ドラッカーが言う本質的なイノベーションは、より大きな価値や行動を生み出し、市場や社会に変化を与えます。例えばappleのiPodなどは音楽の聴き方、売り方を大きく変えてしまいました。それは、appleの考えるイノベーションにおいて、焦点の当て方に違いがあったからです。 ビジネスにはマーケティングとイノベーションを通した顧客創造が大事 ニーズを起点としたマーケティングと、新しい満足を生み出すイノベーションの2つを通して顧客を創造していくことが、ビジネスにおいては大切だとドラッカーは語っています。企業活動の目的は顧客の創造である、とドラッカーは定義しているのです。企業がどんな存在なのかを決めるのは顧客です。