一般社団法人ココロ未来学院
no one will be left behind

社会貢献活動と社会起業家

社会貢献活動

 社会的課題や社会問題と言われる事の課題解決していく活動を社会貢献活動と言います。社会的課題も多種多様で、皆様の直ぐそばにあることも多いです。例えば幼児の妹の友達をあやしている。何それー、と思うかもしれませんがテーマは「孤立させない」です。
 大袈裟だと思うかもしれませんが、令和元年の自殺者は20,381人。統計を分析してみると、学生を除いた無職者が11,294人もいるのです。失業者、専業主婦、高齢者及び退職者です。別の自殺事由を見てみると健康問題で9,861人と孤立に結び付く要素を持っています。また10代の学生が増加傾向にあるのがとても気になります。自殺問題については「社会教育主事の研究と活動」ページで詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。

 他にも身近な社会的課題があります。ファミリーレストランからストローが消えました。令和2年7月からレジ袋が有料化になりました。これはプラスチックごみになりやすいとされるからです。テーマは「地球温暖化及び海洋汚染」。現在地球上のプラスチックリサイクル率は10%未満。海洋中の廃却プラから発生する二酸化炭素やごみ焼却、製鋼用電気炉、たばこの煙、自動車の排気ガス等の有害ガスであるダイオキシンをはじめ炭素が地球温暖化を深刻なものにしています。今起きている世界中の過去に例のない洪水の発生も温暖化の影響による気候変動によるものです。

 さあ皆様、他人事では済まされないのです。「新型コロナ感染症」が世界中を飲み込もうとしています。一人一人が身近にある社会的課題を見つけ課題解決に取り組まなければいけません。

社会起業家

 忘れることのできない大きな自然災害に「東日本大震災」があります。津波が町を飲み込み死者1万5,897人、いまだ見つからない行方不明者2,533人の大惨事です。発生当初からボランティアの皆様が様々な支援をしてきたことで「社会貢献活動」というものがクローズアップされました。

 その中でも社会貢献を目的に事業化を図ることで持続可能な支援を実現している方々を「社会起業家」と呼称しています。社会起業家は経済活動が主の目的ではなく、社会問題の解決を優先することに意義があります。
 株式会社ユーグレナの社長・出雲充氏も社会起業家の一人です。―大学時代、アジア最貧国の1つであったバングラデシュ共和国を訪れた私は、栄養失調で苦しむ子どもたちを目の当たりにし、栄養豊富な食材の存在を求め、生物学を学びました。そして見つけた栄養豊富な藻類であるミドリムシの研究に関わり、ミドリムシの食品化、そして大規模培養プラントの建設による二酸化炭素固定及びバイオ燃料等の製造を通して、少しでも問題解決の一助を担えればと、この会社を立ち上げました。(ユーグレナ・サイトより)
現在は日本企業として初、緑豆栽培でのバングラデシュ農家の生計向上支援とロヒンギャ難民への食料支援計画を始動しているとのこと。

 故デイム・アニータ・ルチア・ロディック氏。―ザ・ボディショップが誕生したのは経済的に必要だったからだけではありません。アニータはそれまでの旅でさまざまな経験をしていました。世界各地の農村や漁村で工業化と無縁の生活を送る人々と過ごし、女性の体のお手入れの習慣を目にしました。
また戦時中に倹約する母親を見て、小売業の慣習に疑問を感じました。詰め替えればいいのに、なぜ容器を捨てるのか。なぜ使いきれないほど物を買うのか。アニータは第二次大戦中の母親と同じように行動しました。ザ・ボディショップではなんでも再利用し、なんでも詰め替え、できるだけリサイクルしました。ザ・ボディショップの環境保護活動の基盤はこんな考え方から生まれたのです。(ボディショップサイトより)

 ほんの事例をご紹介しましたが、どちらも些細な問題に着目し、真摯に向き合ったからこそできた事業ではなかったでしょうか。皆様も社会貢献をボランティアとして取り組んでも、起業家として取り組んでもどちらでも構わないと思います。いずれも持続可能な計画性のあるものを目指していくべきです。